京都市右京区嵯峨にある大沢池は東西・南北200b。大覚寺の東に位置し、嵯峨天皇(786−842)が洞庭湖を模して造らせたという。
平安最古の庭園池の一つであり、春は花見、秋は観月の名所として現在も名をはせている。
 
ハスは夜明けとともに開花、昼には花弁を閉じてしまう。たった4日の命だけれど、薄紅色は微妙に変化する。童女、少女、熟女、老女。
最も美しいのは2日目、少女である。
撮影したのは2014年7月29日午後4時半〜5時半、すでに花弁は閉じていた。開いているのは閉じるのを忘れた花か、死にゆく花か。






ダイサギ
ダイサギ


アオサギ
アオサギ










ハス葉の煮汁で炊いたハスめしは不老長寿に効があるという


ハスは花床に二十数個のハスの実の並ぶサマが蜂の巣に似ている

蜂の巣に似ていることからハスの古名を蜂巣という

ハスの葉を荷葉という

荷葉の上を渉る風を荷風という













アオサギ
アオサギ