2017年2月16日午後3時20分〜午後4時20分ごろ、京都市右京区花園妙心寺町の妙心寺「大雄院」(だいおういん)を拝観。
大雄院拝観後 京都市上京区の北野天満宮に行き、見頃にはまだ早い梅を鑑賞。
好天にめぐまれ 気温も13℃と2月半ばにしては暖かく、ことし初めての「散策&拝観」を無事終了。 
妙心寺境内
妙心寺境内
 
妙心寺の広大な境内には46の塔頭があり、南側駐車場の北北東に位置する大雄院(だいおういん)へは
幾つかの塔頭の門前や石畳を通ってたどりつくという按配。
 
妙心寺境内
妙心寺境内
妙心寺境内
妙心寺境内
 
大通院の土塀内側に梅の古木があり、ようようツボミが開花しはじめて。
 
妙心寺 大雄院
妙心寺 大雄院
 
通常非公開の大雄院(だいおういん)も、2017年1月7日〜3月18日まで特別公開しています。
 
大雄院方丈
大雄院方丈
 
大雄院の檀家とおぼしき熟年男性の説明によれば、大雄院の敷地(庭、竹林、雑木林などをふくむ)は
妙心寺でも最大であるとか。現住職は6年ほど前に赴任、花園高校(右京区花園木辻北町)の教諭、
同校野球部コーチを兼任、身の丈190センチといいます。奥方は小柄でかわいい方でした。
大雄院
大雄院
 
玄関の靴脱ぎ場から表門側をみる。
大雄院の開基は石川光忠(1594−1628 尾張藩家臣)。石川氏の菩提寺として1603年創建。
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
大雄院
蚕繭紙(さんけんし)
蚕繭紙(さんけんし)
 
大雄院の前住職が30年以上かけて蚕の交配をかさね、本来なら楕円状の繭をつくる蚕が
平面状に糸を吐く変異種を生み出すことに成功。養蚕発祥地中国にもなかった平面繭。貴重。
(花の奥)
 
大雄院
大雄院
大雄院 置屋根造りの蔵
大雄院 置屋根造りの蔵
 
檀家とおぼしき熟年男性の説明によると、置屋根造りは蔵の屋根と蔵のあいだに隙間を設け、
通気性をよくしたものということです。
 
2017年1月15日、京都女子駅伝がおこなわれた日、この庭か、土塀のあたりに埋もれている
水琴窟の音がそれまでにない妙なる美しさであったとか。
水琴窟がどこにあるのか誰も知らず、音のみきこえてくるといいます。
 
水琴窟の音は、自然の水の流れに反応するようつくられており、水がなければ音もせず、
水の流れが少なすぎても多すぎてもだめ。
1月15日の雪の量(積もるまでには至っていない)がちょうどよかったようです。
スイートピー 大雄院
スイートピー 大雄院
 
古いお寺の中庭にスイートピー。これがよく合います。つかのまの華やぎ。
北野天満宮
北野天満宮
北野天満宮
北野天満宮
 
春はそこまで来ているのです。
 
北野天満宮
北野天満宮
北野天満宮
北野天満宮
 
上の画像中央、豆みたいにちいさく写っているのがこの少女(童女というほうがいいかもしれません)。
歌舞伎狂言「菅原伝授手習鑑」の「寺子屋」に登場する幼子のような感じ。
 
童女は紅梅と同じような色のバッグ(ポシェット)を肩にかけています。大雄院のスイートピーも同色。
 
 
北野天満宮
北野天満宮
北野天満宮
北野天満宮
北野天満宮
北野天満宮
北野天満宮
北野天満宮
 
この鳥居、前回(2016年3月)来たときはなかった。
 
北野天満宮
北野天満宮
 
北野天満宮の神紋はこの提灯の「星梅鉢紋」(ほしうめばちもん)。
 
北野天満宮
北野天満宮