平野神社は平安遷都のおり桓武天皇が奈良から移したと伝わる。
また平安時代中期、花山天皇が桜の木を植えたことでも知られる。
桜の名所として知られ、神社の社紋は桜。2014年3月31日午後5時過ぎ。

しだれ桜
しだれ桜
 
 
 
平野神社の桜は円山公園や大阪造幣局にも植えられているという。
 
 
約45種類の桜が500本ほど植えられている。桃桜が3月半ばに、その後すぐ「さきがけ桜」が続き、4月下旬まで桜は咲いている。
 
 
3月末の平日、午後5時半前、どこからか人は集まってくる。毎年4月10日に桜祭りがおこなわれる。
桜の下を花山車、神輿などの行列が出て賑わいをみせる。
 
 
花より談合
 
本殿
本殿
本殿は比翼春日造り、または平野造りと呼ばれる。左の女性(家内)が見ているのは橘の木。右近の橘、左近の桜。
 
 
橘
『時代祭の行列の衣装には桜と橘の平安神宮の紋章がついている。雛祭りにも桜と橘が飾られる。
蹴鞠で知られる白峯神社、平安神宮、平野神社などにも左近の桜、右近の橘として植えられている。』
(渡辺弘之著「京都 神社と寺院の森」)
 
 
檸檬
檸檬