独身時代から通算すると2020年夏で伴侶と京都へ行くようになって45年経ちました。
途中、病気や転地療養で約5年、中断しても続けられたのは京都だからです。
 
悠長に構えていつでも行けると思ったら大間違い。行けるときに行かないと永久に機会を逸することも。
 
2004年ごろから毎月のように上洛しました。さいわい地の利に恵まれ、自宅から車で1時間。
行くたびに新しい発見があるなどと陳腐なことはいいません。古いお寺の庭をみて、四季の花を愛で、
夜は京料理を食べる。同好会の月例会みたいなものです。
 
2005年、気の向いたおり「散策&拝観」に寺社、庭園の掲載をはじめて早15年。2020年1月10日以来、
京都はご無沙汰。2005年から2020年1月まで掲載したもののなかから適宜抜粋、総集編としました。
 
廬山寺
廬山寺
 
 
廬山寺
廬山寺
 
 
退蔵院
退蔵院
 
妙心寺退蔵院は桔梗が有名というわけではありません。桔梗は里山にも枯山水にも似合う花です。
 
枯山水にランとかバラの群生があったら興ざめです。
 
退蔵院
退蔵院
 
 
法金剛院
法金剛院
 
法金剛院はハスの花で名を知られています。ハスは4日の命。待賢門院璋子さんの生涯
も突きつめれば童女、少女、女人、熟女の4日の命であったのかもしれない。
 
ふつうは童女、少女、熟女、老女なのでしょうけれど、璋子さんは老女を経験せず44歳で崩御。
 
法金剛院
法金剛院
 
誰が置いたわけのものでもない小さなもみじ。盛夏にも秋が忍びよっています。
 
晩年になっても一時期、ほんの短いあいだ輝くときがあります。一枚のもみじのように。
 
渉成園
 渉成園
 
 
大沢池
大沢池
 
大沢池は晩秋の名月。舟に乗って観賞します。真夏は来る人もなく、ハスをみることができます。暑いですが。
 
和中庵
和中庵
 
「京都人の密かな愉しみ」で団時熾ッするエドワード・ヒースローは町家を借りて住んでいます。
部屋からの景色はこちらのほうが美しいけれど、借家2階にある机とイスに何となく似ており、
目にとまりました。縁側付きもステキ。
 
京都迎賓館
京都迎賓館
 
 
京都迎賓館
京都迎賓館
 
 
正伝寺
正伝寺
 
昭和49(1974)年7月か8月、伴侶と一緒に行った正伝寺。上賀茂神社までバスに乗り、
西賀茂の畑や民家の土塀を眺めながら徒歩で正伝寺に向かいました。
 
2016年7月、伴侶と二人きりの正伝寺再訪は1975年夏以来、41年ぶりです。
 
南禅寺
南禅寺
 
京都の夏は暑い。南禅寺三門で涼む観光客の気持ちが伝わる風景。
 
梨木神社
梨木神社
 
初秋(9月25日)、梨木神社の萩は見ごろを過ぎていました。
 
平日の夕刻、人はいても一人か二人。
 
梨木神社
梨木神社
 
 
曼珠沙華と萩
曼珠沙華と萩
 
 
保津川
保津川
 
 
嵐山 保津川
嵐山 保津川
 
渡月橋からの景色。
 
嵯峨野
嵯峨野
 
黄昏時は閑散として、自分のペースでのんびり散策できます。
 
南座 揚幕
南座 揚幕
 
 
清滝川
清滝川
 
 
栂尾
栂尾
 
 
修学院離宮
修学院離宮
 
 
鹿ヶ谷
鹿ヶ谷
 
 
常寂光寺
常寂光寺
旧三井家下鴨別邸 外塀
 旧三井家下鴨別邸 外塀
 
 
神護寺
神護寺
 
 
賞花亭  桂離宮
賞花亭  桂離宮
 
 
永観堂
永観堂
 
 
北野天満宮 御土居
北野天満宮 御土居
浄住寺
浄住寺
 
 
厭離庵 時雨亭
厭離庵 時雨亭
 
 
桂離宮
桂離宮
 
 
園林堂
園林堂
 
 
嵐山嵐亭
嵐山嵐亭
 
ふたたび見ることはできない嵐山嵐亭、この風景。
 
嵯峨野
嵯峨野
 
 
化野
化野
 
2006年12月、第1回目嵐山花灯路を見学しました。
二尊院前も人はおらず、化野ではまったく見かけず、主人がぽつねんと立つ土産物店先。
 
化野
化野
 
 
鹿王院
 鹿王院
 
 
円通寺
円通寺
 
背景は雪帽子の比叡山。
 
東福寺
東福寺
 
都会では感じられないような冬の色があります。
 
松琴亭
松琴亭
 
 
 
雲龍院
 雲龍院
 
 
仙洞御所
仙洞御所
 
悠長にかまえて70年をすごす人は、悠長であったから現在の自分があると思っている。
寿命の短い鳥のようにならなかったからよかったのだと思い込み、鬼籍に入る。
 
大徳寺黄梅院
大徳寺黄梅院
 
行動しない人間は置物の孔雀と同じです。
 
妙心寺聖澤院
 妙心寺聖澤院
 
 
青龍殿
青龍殿
 
青龍殿の大舞台は面積1046u、清水の舞台の4、6倍あるそうです。
 
北野天満宮
北野天満宮
 
 
平野神社
平野神社
龍泉庵
龍泉庵
 
 
東海庵
東海庵
 
 
龍泉庵
 龍泉庵
 
見ようによっては、腰から下が埋もれた逆さづり。犬神家の一族の地上版。
 
 
黄梅院 庫裏
黄梅院 庫裏
 
 
 
地面に届いたサクラはそこで曲がって天に向かうのでしょう。
 
本満寺
本満寺
 
小さなお寺にも見事なしだれ桜があります。
 
退蔵院
退蔵院
 
退蔵院の四阿。中には入れません。何のために四阿があるのか、デコレーションのためですかね。
 
京都御所
京都御所
 
 
近衛邸跡
近衛邸跡
 
 
京都御所
京都御所
 
 
勝持寺
勝持寺
 
 
清滝川
清滝川
 
 
松尾大社
松尾大社
 
 
京都御苑
京都御苑
 
京都御苑は外国人観光客がそぞろ歩きしたり、休息する恰好のところ。夕方は人も少ない。
 
桂離宮
桂離宮
 
 
嵯峨野
嵯峨野
 
嵯峨野「野宮神社」は平日でも人は多いのですが、夕刻を過ぎると人影が途絶えます。
誰もいない境内は不気味。
 
愛宕念仏寺
愛宕念仏寺
 
愛宕(おたぎ)念仏寺は交通の便のよくない場所にあるせいか、午後2時ごろでも人もまばら。
石仏が多いのは、ヘンな例えかもしれないけれど、人よりヒツジが多いスコットランドみたい。
 
拾翠亭
拾翠亭
 
 
東福寺
東福寺
 
青もみじをみに行くという趣向、私たちの学生時代にはなく、2010年前後、京都がPRしたのでは。
 
上賀茂神社
上賀茂神社
 
鳥居に葵の葉をつけているのは葵祭(5月15日)が近いからです。
 
上賀茂神社
上賀茂神社
 
2008年4月から2020年1月まで、この車が活躍してくれました。