2016年9月21日16:30〜17:00 梨木神社(京都市上京区寺町通広小路上ル)に萩をみに行きました。
前回梨木神社へ行ったのは2014年9月26日午後。萩はすでに盛りを過ぎていたし気温も30℃でしたが、
今回は雨のせいか半袖では肌寒く感じられ(前日は台風16号のため京都は大荒れ) 
それでも遅い時刻のせいもあって私たち夫婦のほかに人影はなく 萩を堪能しました
 
萩に曼珠沙華
萩に曼珠沙華
しだれ萩
しだれ萩
門口の小萩を映すたつき水
染井の水
梨木神社の井戸からとれる水は「染井の水」と呼ばれ、京都三大名水(醒ヶ井、県井、染井)のひとつとして有名です。
梨木神社の創設は明治18年。三条実美が祀られています。寺町通のこのあたり一帯はかつて公家屋敷が多かったとか。
維新後、大半が明治天皇のあとを追って東京へ転居し、それらの屋敷跡の一角に梨木神社が創建されました。
元々名水があるから神社が創建されたのではなく、たまたまそこに名水があったのです。
染井の水
大銀杏
大銀杏
染井の水
染井の名の由来はよくわからず諸説あるようです。井戸は鴨川の分流を水源とし、地下数十メートル。
水源はほかにもあって、近隣の神社仏閣の水源とは別になっているそうです。京都の水は豊富。
 
萩で名高い梨木神社はなぜ梨木なのでしょう。梨木神社の住所は上京区寺町通広小路上ル染殿町ですが、
昔は梨木町と呼ばれていたこと、三条家の家紋「唐花菱」が「梨花」とも呼ばれたことと関係があるのかもしれません。
染井の水