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エクスムーアの森は陰鬱な樹木が生い茂るという感じではなく、晴れた日は始終どこからか陽がさしている。
水量の豊富な川が流れ、時計で計れない時間をきざみ、数百年前の風景画のような色合い。
タール・ステップスは古代に架けられた橋。現在も古代そのままに利用されているところがすばらしい。
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エクスムーア国立公園はサマセット西部とデヴォン北部の州境に位置。690平方キロの域内に森林、農地、ムーア、海岸線など
変化にとむ地形に恵まれ、日中はハイキング、サイクリングほか、夜間は星座観察という按配で楽しめる。
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川にそそがれた光は旅行者やハイカーはいうに及ばず人間を明るく照らす。英国には散歩やウォーキングに適した道
=フットパス=が無数にあって、行って歩けば誰にでもその魅力がわかるようになっている。
古代橋タール・ステップスは橋というより鴨川の飛石に近い。両者の違いは石に継ぎ目があるかないか。
鴨川の飛石は現代の古代橋か?
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ダンスターの人口は約850人。マインヘッドからわずか5キロの至近距離。つきあたりに見えるのはダンスター城。
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ノルマン朝時代の建造物ダンスター城は、13世紀当時のものとしては門しか残っていない。
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コスモスが見ごろ。
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ダンスター城内の広大な庭を流れる川には小さな橋がいくつもあり、橋をわたる楽しみもある。
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橋の名はともかく、川といいさほど深くない森といい、このあたりはダンスター城でも絶好のロケーション。
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旅をするなら若いときにすべきだ。旅に年齢制限はないけれど、50代半ばをすぎると感動が薄らぐ。記憶力も失われる。
カネ、時間、体調、状況などが整っても、感性や記憶が損なわれたり、おとろえれば、旅はまったく別のものになってしまう。
50代後半まで気づかなかったことがある。体力が徐々に減退するのはしかたないとして、生命力まで衰退するとは。
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ヨーヴィル(Yeovil)の西6、6キロにモンタキュートという小さな町があり、そこからさらに西へ4キロ進むとモンタキュート・ハウスに到着。
1601年に建設されたカントリーハウスで、19世紀以前はカントリーハウスを所有するには1000エーカー(約4キロ平米)以上の
土地が必要とされた。概ね火曜を除いて10:00−17:00の公開だが、11月〜3月上旬は月・火を除く11:00−16:00の公開。
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テューダ朝時代でも16世紀〜17世紀初頭、バラの栽培は盛んにおこなわれた。
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左右対称に剪定されたイチイの刈込み。そしてスペイン栗。
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こういう発想、意匠はやはりヨーロッパ。
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色彩が互いに邪魔せず調和している。
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ウェルズの人口は約12000人。ブリストルの南32キロに位置。このあたりはザ・リバティーと呼ばれる通り。
ウェルズの名は中世に司教の邸宅(ビショップ・パレス)の近くにわき出した3つの泉からとったもので、
大聖堂のある町としてはイングランド最小という。
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ウェルズ大聖堂のすぐ近くに位置する13世紀の司教の邸宅。
現存する住居ではイングランド最古という。なかには美しい庭園、ウェルズの名の由来である泉がある。
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三日月(クレセント)の形をしたタウンハウス。1760年代ー70年年代に建築。ここはバース滞在者に貸し出された。
バースについてガイドブック「ロンリーー・プラネット」にこんなことが記されている。
「どうしてバースはたった4文字、1音節なのだろう?元気のいい北部の人たちだって、‘’Baaaaarth”とRと少し余分に
Aを入れて発音する。なぜかというと、とてもすばらしくて、誰もが大好きで、誰もが知っていて、観光客を惹きつける壮大
な町だからだ。」
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プライア・パークはバース駅の南東3キロに位置する。この橋はパラディアン式のなかでも最上級という定評がある。
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フォレスター通りの小舟発着所。
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エイヴォン川
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